おじいちゃん・おばあちゃんとの想い出がなくなっていくのかもしれない
先日、ふと「自分は孫の顔を見れるのかなあ・・・」と思いました。
私は30代半ばで結婚しました。すぐに子宝に恵まれ、今は二人の子どもがいます。
私の両親は60歳になったばかりで、まだどちらも元気です。
なぜなら、私の両親は20代半ばで結婚し、私が生まれました。
だから、今60歳というわけです。
ですが、私は30代半ばで子どもが生まれました。
子どもが30代半ばで結婚したとすると、そのとき私は70歳。
「・・・生きてるんかいな。」
と思うわけです。
もし、生きていたとしても、もう何もわからない状態だったり、体が動かない可能性もあります。
もし70歳で元気だったとしても、子どもが記憶に残るころまで生きられないかもしれません。
そうなると、私が孫の記憶に残ることはないのです。
今まで、自分が結婚するのが遅いと思ったこともなく、
「まあ、このくらいの結婚が普通だよね。」
と思っていたわけですが、昔の基準に比べたられっきとした”晩婚”なわけです。
こうして晩婚が進んでいくと、子どもが”おじいちゃん”や”おばあちゃん”と過ごす時間というのはどんどん少なくなっていくんでしょうね。
自分はまだ、両親が早くに結婚したから、自分の両親に孫の顔を見せることができましたが、晩婚の世代交代が続くとそうはいかなくなるというわけです。
いずれは、おじいちゃんとおばんちゃんとの思い出を作れる子どもが少なくなってくるのかもしれません。
晩婚化が一概に悪いとは思っていませんが、なんだかそれはさびしいなと思ったわけです。