お茶汲みは女の仕事?
お茶汲みしています
サラリーマンを続けて20年近くになりますが、いまだにお茶汲みをしています。下っ端の仕事ですね。下っ端なので仕方がありません。
こんなおっさんがお茶を出すわけですから、出される「お客さん~すいません!」という感じです。やっぱり、きれいなお姉さんがお茶を出してくれたほうがうれしいですよね。
と書いたらセクハラ
と書いたり言ったりすると、最近はまずいですよね。「お茶は女性が出したほうがいい」なんて書くと、“セクハラ”とされてしまいます。怖い怖い。
ところで私自身は、お茶は誰が出してもいいと思います。下っ端が出すというのは基本かもしれませんが、男性だろうが女性だろうがどちらでもいいと思いますし、下っ端だけじゃなくと上役が出してもいいんじゃなかろうかと思います。
出されるほうも、上役の人が出してくれるとうれしいんじゃないですかね。肝心なのは、「イヤイヤ」やらされている空気がでていると、出されるほうは誰が出してもうれしくないのではないかと思います。
気持ちよくお茶を出せるのであれば、老若男女関係ないですよ。
お客へのお茶
てなわけで、お客様が着たらお茶を出すのは当たり前ですし、出さない会社のほうが少ないのではないかと思います。お客様へのお茶だしであれば、嫌がる社員も少ないと思います。
上司へのお茶
問題なのは、社内のお茶汲み。上司が部下にお茶を入れさせるというパターンですね。普通の会社にお勤めの方なら、「いまどきそんな会社ねえよ。」と思われるかもしれませんが、実は結構あるんですよ。そんな会社。
中小企業では、部長クラスに事務の女の子が、朝一でお茶を入れなければいけないというルールがあったりします。とっても昭和な文化で、大企業なら「パワハラ・セクハラアウト!」ですが、小さな会社ではそんな仕組みが残っていたりするのです。
私が勤めていた会社でもそんなルールがありました。事務の女性社員達からは、反対どころか呆れられていました。「反対するのも面倒だから適当にいれているよ。」とのこと。ただ、「むかついたときは雑巾の絞り汁入れるかも(笑)」とも言っていました。
お茶くらい自分でいれろよ
若手社員も白い目で見ていました。「お茶も自分で入れれないのかよ。」と。家で奥さんにお茶を入れてもらうのと同じ感覚なのでしょうね。
実はその会社では一回、その制度をなくしてはどうかという議論が沸き起こったことがありました。でも上司の意見は「ノー」。「それも、女性事務社員の仕事のひとつだろ!」という意見。すごい時代感覚です。
どうですか?
皆さんの会社ではどうですか?もしかしてお茶を入れてもらっている人もいるかもしれませんね。そんな人へ。喜んでやってくれる部下もいるかもしれませんが、呆れている部下もいるかもしれませんよ。お茶は自分で入れましょ。