2月3日はいつから海苔巻きを食べる日になったのですか?
2月3日、会社で同僚に言われました。
「タブチさん、今日は家でエホウマキ食べるの?」
あれ?今日は節分ですよね。
節分といえば豆まきだったはず。
まあ、こんな私でも「恵方巻き」というものは知っています。
なんでも、節分に縁起のいい方角を向いて、無言で海苔巻きにかぶりつくとよいとか。
いつの間にそんな習慣がメジャーになったのでしょうか。
自分が子供のときの節分といえば、「豆まき」。
鬼の格好をした父親に力いっぱい豆をぶつけ、散らばった豆を拾い集めて、年の数だけ食べるといったものでした。
そこには、海苔巻きをたべるという習慣はなかったはず。
最近ですよね。エホウマキ・エホウマキと宣伝されるようになったの。
一部の地方の文化を採用したようなのですが、私のようなおじさんには馴染みがない習慣なのですよ。それをいまさら海苔巻きを食えっていわれても…
会社の帰りにスーパーに行ってみると、惣菜コーナーに長蛇の列が。
何かと思ってみてみると、エホウマキを予約して購入している人たちの行列でした。
おいおい。いったいどうしちゃったのさ。
帰り道を歩いていると、どこかのおじさんがしゃべっておりました。
「エホウマキなんて、商業主義の習慣に踊らされたやつが買うものだ」
「エホウマキじゃなくて、アホウマキだな!」
なるほど、うまいこといいますね。
恵方巻きだけではなく、「ハロウィン」なんかも昔はなかったはず。
どうも馴染みのないイベントにはついていけません。
さて、家に帰ってみると、しっかりと豆と海苔巻きがセットになって用意されていました。私も立派な「アホウマキ」なのでした。